追加料金なしの家族葬|請求はセット料金だけですむ?

追加料金なしの家族葬では、本当に追加請求一切なしでお葬式ができるのかをお伝えします。

追加料金なしで家族葬をとりおこなえる?

医者から親の余命について宣告され、そろそろお葬式のことも考えないといけなくなった、という人もいると思います。

 

f:id:hitoyuki09290190:20180405005515j:plain

 

そんなとき、お葬式にかんすることで多くの人が気になるのは、やはり費用のことではないでしょうか。

特に、当初の見積もりからどのぐらいの追加料金が加算され、最終的な請求金額がいくらになるのかがわからないことが、不安を大きくしているようです。

そこで最近は、葬儀にかかる費用をパックにして、追加料金不要をうたう葬儀社も増えてきました。

特に、提携する葬儀社をインターネットで紹介する「葬儀社仲介業者」のサイトで目にすることが多いです。

では、そういうところで葬儀をあげると、ほんとうにパック料金だけですんで、追加料金は一切かからないのでしょうか?

正解は、条件があえば追加料金はかからないということになります。

確かに追加料金なしのプランには、葬儀を行ううえで欠かせないものはすべてパッキングされているので、計算上はホームページに提示されている金額ですませることは可能です。

しかしそれには、あくまでも「条件がすべてあえば」という前提を満たさないといけません。

ちなみに条件が合わない場合の代表例としては、、、

①公営火葬場がない

住民票のある自治体に公営火葬場がなかったり、住民票がある自治体とは別のエリアで火葬を希望すると割高な料金がかかってしまいますが、その分の差額はパック料金には含まれていません。

②安置日数が規定を超える

火葬場の空きがなかったり、希望する葬儀の日までに日数があったりで、プランに規定されている安置日数を超えてしまう場合も、超過日数分は追加費用となってしまいます。

以上のようなことが考えられますが、それ以外にももちろん、棺や祭壇を豪華にしたい、参列者に料理のふるまいや返礼品を渡したい、といった場合も別途料金が必要となります。


とはいえ、たとえ条件があわずに追加料金が0円にならないとしても、ネットでパック料金を提示している葬儀社のほうが、通常の業者に比べて葬儀費用を安く抑えられる可能性は高いです。

それは、パック料金に含まれている項目が多いことと、パック料金のもとになる、祭壇費、棺代、骨壺代などが安く設定されているからです。

なにかと不明瞭なイメージの強い葬儀費用ですが、適正料金であたたかく故人を送りだすなら、パック料金を提示しているいくつか葬儀社の費用を、あらかじめ調べておくのがいいでしょう。

ネットから簡単に資料請求もできますので、候補のひとつとして検討材料にくわえてみてください。

安かろう悪かろうではない、評判のいい葬儀社を探せるサイトを以下に紹介しておきます。


■小さなお葬式

業界で初めて追加費用なしの総額料金明示制にしたということもあり、NHKテレビや日経新聞などをはじめ、多数のマスコミでも紹介されています。
全国3,000以上の葬儀場から選べ、ネットでの依頼件数は1位というだけでなく、実際に葬儀を行った人の満足度が高いのも特徴です。
事前に資料請求をしておくだけで葬儀費用が5,000円割引になったり、500円で葬儀の予約をしておくと、葬儀費が大幅に割引なる「早割」などのサービスを行っています。
>>小さなお葬式の資料請求はこちら


■シンプルなお葬式

シンプルなお葬式も400以上の葬儀社と提携し、全国での対応ができます。
なるべく費用を抑えたお葬式をしたいけど、それでもきちんとした形式の葬儀で故人を見送りたいという人は、資料を取り寄せておくといいでしょう。
こちらも資料請求することで葬儀代が5,000円割引になりますし、その後のしつこい営業など一切ないので、安心して資料請求ができます。
>>シンプルなお葬式の資料請求はこちら

 


■人生のエンディングに

家族葬をおこなううえで一番大事なのは、見送る家族のあたたかい気持ちではないでしょうか。

それさえあれば、豪華でなくても、いいお葬式だったとみんなが感じられて、故人もきっと喜んでくれるでしょう。

息を引き取ってからの悲しみと慌ただしさのなか、いろいろなことを決めていくのは大変でしょうが、故人の人生のエンディングにふさわしい葬儀を、残された遺族の方々でつくってあげてください。

 

家族葬にむく故人と追加料金なしのプランに含まれる料金

家族葬の場合、参列者がどこまでになるかという明確な区分はありませんが、一般的には家族と親族が中心です。

それにごく少数の友人や知人がくわるかどうかといったところで、会社や職場関係者は招待しません。

そのため小規模の葬儀にはなりますが、お通夜と告別式、火葬といった一通りのセレモニーはおこないます。

故人が高齢で、声をかけるような人がほとんどいない場合や、遺族や親族などごく近しい人たちだけでゆっくりと故人を偲んで見送りたい場合などには家族葬は適しています。

ネットで目にする追加料金なしの割安な家族葬プランには、一通りのセレモニーに必要不可欠な料金はすべて含まれています。

しかし、通夜ぶるまいや精進落としなどの参列者への食事や、返礼品などはふくまれていなので、必要であればオプションとして追加する必要があります。

また、お坊さんにかかる費用も含まれていない場合がほとんどですので、読経などが必要な場合はこちらもオプションで追加することになります。

ただ、お寺関係の費用は、読経や戒名授与、お布施や車代など、すべてを含んだ料金が割安のセットになって用意されている場合が多いようです。

病院で亡くなってから葬儀社が決まるまで

病室で息をひきとるのを看取ったあと、遺族はいったん病室の外にだされ、その間に看護師が遺体を拭き清めるなどの処置をします。

それが終わると遺体は霊安室に運ばれ、遺族はそこでお焼香をするわけですが、そのときにはすでに病院と提携している葬儀社の人が付き添っています。

特に葬儀社が決まっていない場合は、病院と提携しているその業者が、葬儀依頼を受けるのが一般的です。

もしどこか別の葬儀社が決まっていたら、病院と提携している業者は、あっさりとその場で手を引きます。

たとえ病院の提携業者に依頼するにしても、ただの成り行きで頼むのか、他社といろいろ比較したうえで頼むのかでは、納得度に差がでるかもしれません。

まだ息があるうちに亡くなったあとのことを調べるのは不謹慎と思うかも知れませんが、いい葬儀にするためには必要なことなので、悔いのないようにしてください。